肌のハリつやがなくなり、皮膚がカサカサで剥け始めました。
ストレスで生理が止まるというのは、それまでにも経験したことがあったのですが、40代半ばで止まったときは、見た目に著しい変化が出て、恐怖すら覚えました。
白かった肌が黒ずみ、シワシワになり、カサカサと粉を噴いてました、ほとんど気にしていなかったシミも気になるくらい濃くなりました。
顔だけでなく、手指の皮もめくれてきて、このままどうなってしまうんだろうと途方にくれました。
産婦人科へ行って検査をしたところ、「女性ホルモンがほとんど分泌されてないよ。
こんな言い方はあれだけど、お産後みたいな状態だね」と言われ、ホルモン剤の服薬を勧められました。
それまで色々な薬を飲んでは副作用に悩まされていて、やっとその薬たちから解放されたところだったので、「薬はいやです」と言ったのですが「副作用が嫌だとか、そんな子どもみたいなことを。
調子が悪かったらみんな薬を飲むんだよ」とたしなめられ、とても悲しく、これから薬漬けの人生になるのかと絶望的になりました。
悩み解消のための対策は
結局その産婦人科には通わなくなり、ストレスの原因であった仕事をやめました。
それから半年くらいは不調と絶望感の中で過ごしていましたが、精神的に楽になってくるにつれ、徐々に肌の状態も戻っていきました。
生理も来るようになったので、恐らく女性ホルモンも分泌されるようになったのでしょう。
完全に生理が止まって女性ホルモンの分泌がなくなれば、また同じような症状が出るのかと不安に感じることもありますが、ホルモン剤を飲まなくても大丈夫になっていったので、それからはストレスをためないことと、たんぱく質をしっかり摂ること、しっかり眠ることを心がけて乗り切っています。
同じ悩みを持っているあなたへ
今でも調子が悪いなと感じて鏡を見ると、肌全体が黒ずみ、シミが目立つなぁと落ち込むこともあります。
美容整形外科を利用すればシミ取りは簡単なようにも思いますが、とりあえず様子を見ています。
もともとの白くてシミのない、ハリつやのある肌に戻れたら、街を歩くときや人に会うときにもっと自信が持てそうだなぁと思います。
私が唯一やらないのは化粧でごまかさないことです。
隠せば隠すほど、素の自分に自信が持てなくなりそうだし、肌状態も悪化させてしまうと思うからです。
また、美容液やクリームなど、過剰なスキンケアもしないようにしています。
効果が実感できないばかりか肌を老けさせているような感覚があるからです。