子供を産んでからPMSや生理痛が酷くなった
若いころから生理周期は正常範囲で、大きく予定日がズレたことはありませんでした。
生理痛もひどくなく、たまにロキソニンを服用する程度でしたので子宮や身体に大きな問題はないだろうと思い、妊娠に対しての不安もありませんでした。
しかし、3年前に第一子を出産してから身体に異変を感じました。
生理前になると足がむくみやすくなり、日中は仕事中に眠気を我慢するのが大変なほど体がだるくなりました。
生理が始まると、出産した時の陣痛を思い出させるほどの激痛が子宮に襲ってきて、その場から動けなくなることが多々ありました。
痛み止めは持ち歩くようになり、月の半分は体が辛い状態で苦しい時期が続きました。
病院に行ってみると、「子宮内膜症」だろうとのことでした。
一般的に産後の生理は産前の生理痛より軽くなるといわれており、私もそういった認識でしたので驚きました。
実際にお腹の中を開けて見てみないと断定はできないとお医者様はおっしゃっていましたが、問診や症状で判断するそうです。
何より、原因が分かって少し気持ちは楽になりました。
悩み解消のための対策は
3ヶ月に1度、近くの産婦人科へ通院しています。
「ヤーズフレックス」という低用量ピルを処方していただき、毎日服用しています。
最長120日間連続で服用できるので、その間はPMSや生理痛に悩まさせることもなくとても体が楽になります。
デメリットはお薬を飲み忘れないよう気を付けることと、お薬代がかかってしまうことです。
私の子宮内膜症の現状ですとお薬の治療しか方法がないので仕方のないことですが、これから閉経までお薬を服用するのかと考えると少し不安になります。
放置することで子宮がんなどのリスクもあるそうなので、しばらくは服用を続けます。
同じ悩みを持っているあなたへ
子宮内膜症に限らす、生理痛やPMSは女性なら誰もが悩むことだと思います。
自分と全く同じ症状の人がいるわけでもなく、人それぞれ違った症状なので周りに理解してもらえないこともまた悩みだと思います。
まず一番にアドバイスしたいのは、少しでも体に異変を感じたらお医者様に相談するということです。
痛みだけではなく、無気力やだるさといった曖昧なものでも体のSOSの場合があります。
お薬を服用することで副作用も多少はありますが、今の苦しい症状は大きく改善されることが多いです。
少なくとも私は症状が改善し、休日に遠くへ出かけることや遊びに出かける億劫さがなくなり、気分転換やリフレッシュをすることで日々の仕事も頑張れています。